“Advanced Registration”でshopifyに会員登録機能を実装し、承認した顧客にストアをオープンしよう

shopifyで承認した顧客のみにストアを公開したいオーナーもいらっしゃると思います。

コストを掛けずにshoipifyに元々備わっている機能を利用することもできますが、それだと非常に基礎的な機能にとどまり、またコードの知識が必要なためエンジニアの知識が必要となります。

今回ご紹介する”Advanced Registration”では月額$14,99の低コストで以下のような機能を手軽に実装可能です。

Advanced Registration で利用可能な機能

・ストアのトップページを表示する前に会員登録画面やログイン画面を追加できる

・会員登録画面で必要な情報と、それが記入必須かそうでないかについて設定できる

・会員登録の通知がメールで管理者に届き、見逃しが発生しない

・管理画面で登録者や未登録者が一覧でき、ワンボタンで承認と否認ができる

まず、”Advanced Registration”をインストールし、shopifyホーム画面左側の「アプリ管理」タブから”Advanced Registration”の項目をクリックするとこの画面にジャンプします。

ここで画面右上部に表示されている「Published」をクリックするとサイトトップに会員登録画面とログイン画面の二つのタブが表示されるようになります。

上記の操作で一旦は閲覧に制限がつけられるものの、このままでは登録する内容が初期状態のままになっています。

ここからストアオーナーとして必要な情報をページに表示させていきましょう。

まず、アプリ管理画面の上部にあるメニューバーから「FORN DESIGNER」を選択します。

すると上記画面のような編集画面に移動するかと思います。こちらは「FIELD」が選択された状態となっており、ここでは主に以下の操作が可能です。

  • 入力項目の内容の削除 / 追加 ⇨ ADD FIELDの項目で追加、ボックス右上のXボタンで削除
  • 記入ボックスの中に反映される半透明の文字の編集 ⇨ Field Labelの項目
  • 入力が必須か否かを選択する ⇨ Requiredのチェックボックス

この編集画面の「LOOK」のタブでは入力ボックスの幅や半透明の文字の場所の設定、入力必須項目の付いている*の非表示、ボックスの色など外見にまつわる部分を調整できます。

また「TEXT」の部分では入力ボックス以外のボタンなどの文字の編集が可能です。

この編集画面で外見上のレイアウトや入力項目をかなり自由にカスタマイズ可能なので、ここで顧客から必須で欲しい情報を要求するようにしましょう。

会員登録が顧客によって申請されると、即時に登録したメールアドレス宛に通知が来ます。

また同時に顧客にも申請中である内容を記載したメールが届きますが、この内容は編集が可能です。まず、アプリ管理画面の上部にあるメニューバーから「CUSTOMER」を選択します。

するとこのような画面が表示されると思います。この画面を下にスクロールすると「Registration Process」と書かれた項目があり、ここでは送受信のメール内容の編集や自動で送付するか否かなどの設定が可能です。

顧客が上記で設定したメールの内容を受け取ると同時に、自分で設定したアドレスにも登録者から申請が届いている旨連絡が来ます。

まず、アプリ管理画面の上部にあるメニューバーから「CUSTOMER」を選択します。

するとこのような画面が表示されると思います。「PENDING」が決済していない顧客からの登録依頼となり、この画面でチェックを入れると顧客のステータスが「APPROVED」か「REJECTED」に移行します。「APPROVED」された顧客は承認された旨の内容が記載されたメールを受け取り、実際にストアにアクセスが出来るようになります。また「REJECTED」された顧客にメールを送付するかどうかは選択可能です。

まとめ

今回は”Advanced Registration”のアプリケーションについて解説しました。元々機能として実装されていますが、Shopifyならではのアプリを使えば、簡単にそして細かな設定の実装も可能です。

また、会員登録はリピーターを増やす施策になります。会員に対してサービスの質を落とさないことが条件ですが、顧客からファンにする手段とも言えます。ぜひ導入を考えてみてはいかがでしょうか?

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